AIに物語を書いてもらった その26 ちらし寿司でホラー小説

【番外編】AIショートショートチャレンジ
ほん太
ほん太

今日6月27日は、ちらし寿司の日なんだって。

うさ井
うさ井

腹減ったなぁ。

ほん太くん。腹減ったなぁ。

ほん太
ほん太

いやちらし寿司出てこないよ。

AIになんか書いてもらうから、それで我慢してね。

ちらし寿司に合わない作風が良いな。

【プロンプト(指示文)】
ちらし寿司が登場するホラー小説を1000文字程度で書いてください。

ほん太
ほん太

もちろん、承知いたしました。ちらし寿司が登場するホラー小説を1000字程度で書き上げます。

うさ井
うさ井

ノリノリだな。


招かれざる馳走

 蒸し暑い夏の盛り、古い木造アパートの一室は、いつもより陰鬱な空気に包まれていた。壁に掛けられた古時計の秒針だけが、虚ろな時を刻んでいる。香織は、目の前の大きな桶に広がるちらし寿司を、ぼんやりと眺めていた。

 「あら、香織ちゃん、どうしたの? せっかくのお祝いなのに、元気がないわね」

 隣に座った祖母が、心配そうな顔で覗き込む。今日は香織の20歳の誕生日。普段は質素な食卓を囲む祖母が、腕によりをかけてちらし寿司を作ってくれたのだ。しかし、香織の心は沈んでいた。数日前から、奇妙な夢にうなされているのだ。夢の中では、いつも同じ風景が繰り返される。薄暗い部屋で、見知らぬ女が、顔の見えない誰かにちらし寿司を差し出している。そして、そのちらし寿司は、なぜか血の色をしているのだ。

 「ううん、なんでもないよ。ありがとう、おばあちゃん」

 無理に笑顔を作り、香織は箸を取った。きゅうりの緑、卵の黄色、そしてでんぶの淡いピンク。彩り豊かなちらし寿司は、見ているだけで心が和むはずなのに、香織にはどうしてもその鮮やかさが、夢の中の血の色と重なって見えた。

 一口、口に運ぶ。酢飯のほんのりとした酸味と、具材の優しい甘みが広がる。そのはずだった。だが、香織の舌には、奇妙な、生臭いような味がまとわりついた。

 「…なんか、変な味がするね」

 香織は思わず呟いた。祖母は首を傾げた。

「あら、そう? いつも通りよ」

 もう一口、食べようと箸を伸ばしたその時、香織の視界の端で、何かが動いた。ちらし寿司の上に、小さな黒い影が這っている。虫だろうか? 目を凝らすと、それは小さな髪の毛のように見えた。ぞっとしながら、香織は箸を止めた。

 「おばあちゃん、これ…」

 指差そうとした瞬間、その髪の毛は、ちらし寿司の具材の奥へと、まるで意思を持っているかのように、するすると消えていった。

 香織は皿を突き飛ばしそうになった。祖母は怪訝な顔で香織を見つめている。

 「どうしたの、香織ちゃん? 顔色が悪いわよ」

 その声が、香織には遠くに聞こえた。部屋の空気が、さらに重くなった気がする。どこからか、微かに、甘く腐敗したような匂いが漂ってくる。そして、香織の脳裏に、あの夢が鮮明に蘇った。

 薄暗い部屋。顔の見えない女。差し出される、血の色をしたちらし寿司。

 そして、その女の顔が、ゆっくりと、はっきりと見え始めた。それは、紛れもなく、隣に座っている祖母の顔だった。

 香織は呼吸を忘れた。祖母の顔は、いつもと変わらない優しい笑顔を浮かべている。しかし、その瞳の奥には、どこかぞっとするような、冷たい光が宿っているように見えた。

 「さあ、もっと食べなさい。香織ちゃんが、ずっと健康でいられますようにって、願いを込めて作ったんだから」

 祖母の手が、香織の皿に盛られたちらし寿司を、さらに高く積み上げた。その瞬間、香織の全身に悪寒が走った。積み上げられた具材の隙間から、先ほど見た黒い髪の毛が、無数に、蠢いているのが見えたのだ。そして、その髪の毛の一本一本が、まるで針のように尖り、香織の肌を、じわりと刺すような感覚がした。

 「おばあちゃん…これ…何…?」

 香織の声は、震えていた。祖母は微笑んだまま、ゆっくりと香織に顔を近づける。その口元が、わずかに歪んだように見えた。

 「これはね、香織ちゃん。貴方をずっと、私と一緒にいさせるための、特別なちらし寿司よ」

 祖母の言葉が、耳の奥でこだました。香織の目に映るちらし寿司は、もはや美しい彩りなど失せ、悍ましい血の塊のように見えた。皿の上で蠢く髪の毛は、絡み合い、まるで小さな生き物のように脈打っている。そして、香織の嗅覚を麻痺させるほど強くなった甘い腐敗臭が、この小さな部屋を満たしていた。

 香織は、逃げなければと思った。しかし、身体は金縛りにあったように動かない。祖母の視線が、香織をがんじがらめに縛り付けている。

 「さあ、もっと。全部、食べなさい」

 祖母の声が、囁きのように香織の耳に響く。ちらし寿司の上に広がる黒い髪の毛が、さらに香織の視界を覆い尽くしていく。そして、香織は意識を手放した。最後に見たのは、ちらし寿司の奥底から、自分を見つめる、無数の小さな、赤い瞳だった。

終わり


ほん太
ほん太

ちらし寿司怖いなぁ。

うさ井
うさ井

香織は血みどろの細切れになって、ちらし寿司の具になっちゃったのかな。

ほん太
ほん太

きみも怖いなぁ。


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