「もっと頑張らなきゃ」と思って本を手に取ったのに、読む時間がなくてさらに自分を追い詰めていませんか?
今回は、一生懸命なハスキー君と一緒に、ビジネス書を「自分を助けるための道具」として、もっと楽に、優しく取り入れる方法を学びましょう。
🌟 夜の社長室と、並んだパン
夜の社長室。
柴犬社長が温かいほうじ茶を淹れていると、肩を落としたハスキー君が力なく入ってきた。
ハスキー君が通ってきたところには、メロンパン、クロワッサン、チョココロネ……とパンの形の消しゴムが落ちている。
それはまるで、ヘンゼルとグレーテルが道に迷わないように落としたパンくずのようだ。

社長……。
仕事が終わらなくて、ぼく、もうどうしたらいいか……。
この『全員2秒で帰宅!何もしなくても3日で残業ゼロ・4億円儲かる方法!(5,000ページ 69,800円)』という、道端に座っていた味のあるおじさんから買った本を読んで勉強しようとしたんですけど……。
これを読む時間すら作れなくて。自分、本当にダメですね。

(いろいろ気の毒すぎて、ストレートに指摘できない……まずは慰めよう)
ハスキー君、そんなに自分を責めなくていいんだ。
君は今日一日、本当によく頑張ったじゃないか。

でも、この本を全部読んで、完璧にマスターしないと残業は減らない気がして……。
ハスキー君は、そっと焼きそばパンの消しゴムを社長の机に置いた。

(消しゴムを並べるクセが出ているな。相当落ち込んでいるな。かわいそうに……)
責任感が強いんだね。
でもね、ビジネス書は「全部読むためのもの」ではなくて、「君が少しだけ上手に仕事ができるように助けてくれるお守り」のようなものなんだよ。
Part 1:全部読まなくても、ヒントは受け取れる

ビジネス書には「80/20の法則」という考え方があるんだ。
本の中のたった2割の場所に、君を助けてくれる大切なことが8割も詰まっているんだよ。

たった2割……。
それだけで、本当にいいんでしょうか?

もちろんだとも。
美味しいところだけつまみ食いしていいんだ。
1ページ目から頑張って読もうとすると、余計に疲れてしまうだろう?
まずは目次を眺めて、今の君が「ここを読んだら少し楽になれそう」と思う場所だけを、そっと開いてごらん。
残りのページは、またいつか助けが必要な時のために、取っておけばいいんだから。
Part 2:時間は大事

本を買った金額というのは、君がもっと自分らしく過ごすための「投資」なんだ。

投資……ですか?
この69,800円が?

そのお金は、もしかしたら違うかもしれない。
高い本=良い本とは限らない。君の心に寄り添う本が、一番の価値があるんだよ。
ハスキー君が人を疑わないところは、いいことなんだけどね……。

……!!
ぼく、だまされたんですね……。
ハスキー君は、社長の机にコロッケパンとサンドイッチと食パンの消しゴムを追加した。

そのお金は、君のことを幸せにはしていないだろう?
お金は私が何とかしよう。
それよりも、君が笑顔で過ごせる「時間」のほうが、ずっと大事だ。
「この本で知識を詰め込まなきゃ」と思うより、「この1冊のおかげで、明日は15分早く帰って、ゆっくり趣味を楽しめるな」って考えてみてごらん。
そう思うと、読書がもっとワクワクする時間になるんじゃないかな。

完璧にわかりました!
定時で帰って、消しゴム屋さんに寄ることを想像してみます!

(消しゴムの専門店があるのか?
世の中には私の知らないことがまだまだ多いな)
Part 3:「一つだけ」自分に約束する

ハスキー君は本を閉じた後、「書かれていることを全部やらなくちゃ」と焦っていないか?

そうなんです……。
せっかく学んだから、全部やらないと意味ないと思うのですが……。
できない自分に落ち込んでいます……。
社長の机にカレーパンの消しゴムが悲しげに置かれる。

責任感が強いきみらしいね。
その気持ちは尊いけれど、一つだけで十分なんだよ。
本に書かれているのは、著者が長い時間をかけて積み重ねてきた知見だ。
それを、一回読んだだけのハスキー君がいきなり全部こなそうとすると、心と体を壊してしまうよ。
自分に優しく、「明日からこれだけはやってみよう」ということを一つ選んでみて。

一つだけでいいんですか!?
完璧にわかりました!
じゃあ、前読んだ本に書いていた「休憩時間は軽く散歩して気持ちをリフレッシュ!」をやってみます!

素晴らしいね!
その小さな一歩が、君の心に余裕を作ってくれるよ。
積み重ねていけば、結果的に仕事をスムーズにしてくれるんだ。
Part 4:📕 柴犬社長が選んだ、心と時間を整える3冊
🎯 大切なことを選ぶ 『エッセンシャル思考』

「全部やらなきゃ」という重荷を、そっと下ろさせてくれる本だ。
⏰ 心を穏やかにする 『心をととのえるスヌーピー』

さらっと読めるのに、意外と深い哲学が隠れているんだ。
🏃 小さな一歩を踏み出す 『小さな習慣』

最初の一歩を軽くする方法を教えてくれるよ。
🌟 まとめ:本を閉じたら、自分を褒めてあげよう

ビジネス書は、君がもっと自由になるためのガイドブック。
全部読めなくても、今日その本を開いたとした自分を、まずは褒めてあげてほしいな。

完璧にわかりました!
気持ちがすっごく軽くなりました♪
明日、まずは一つのことだけ試してみます。ありがとうございます、社長!
ハスキー君は穏やかな表情で立ち上がり、デスクに並べていたパンの消しゴムを大切そうに一つずつ片付けた。
そして、落ちていた消しゴムも拾いながら、軽い足取りで社長室から出ていった。
後日。ハスキー君のデスクにて。

また社長からメールだ。
何だろう?

早く帰るために本を読むのもいいけれど、一番は「きみが幸せに暮らす」ことだ。
ゆっくり眠って、明日の朝、君の元気な姿が見られるのを楽しみにしているよ。
それとハスキー君。
君が並べていた「メロンパン」の消しゴム、私のマグカップの横に一つ置いたままだったよ。
一個だと寂しそうだから、なるべく早めに迎えに来るといい。今日でもいい。すぐ来ていい。待っているよ。

もしかして、社長が寂しいのかな?


柴犬社長のLINEスタンプ作りました。
ほん太のnote:「読書×○○」というテーマで考えをしたためています。


