焦る必要はありません
「周りはたくさん本を読んでいるのに、自分は一冊に何日もかかってしまう……」
そんな焦りを感じていませんか?
今回は、読書のスピードに悩むハスキー君と一緒に、
柴犬社長から「心地よい読書のペース」の見つけ方を教わりましょう。
社長室と梅おにぎり
いつもの社長室。
おやつ棚のに隠された扉(図書室に繋がっている)から柴犬社長が出てくると、
デスクの前でうなだれるハスキー君の姿があった。
柴犬社長のデスクには、梅おにぎりの消しゴムがすでに4つ並べられている。
ハスキー君の落ち込みを察した柴犬社長は、香ばしいほうじ茶を2人分用意し、デスクに座った。

社長……。ぼく、やっぱりダメかもしれません。
1冊の本を読むのに、どうしても1週間以上かかっちゃうんです。
SNSを見たら、「今月は30冊読みました!」なんてすごい投稿がいっぱいで。
それに比べて自分はなんてノロマなんだろうって……。
そう言い終わると、ハスキー君は5つ目の梅おにぎり消しゴムを追加した。
それを社長が、肉球でちょんと触りながら優しく話し始める。

ハスキー君、それはね、君がそれだけ一文字一文字を
大切に味わっている証拠だよ。
ゆっくり読むというのは、著者の心の温度を感じ取ろうとする、
とても優しい才能なんだ。
でも、もし君が「もっとたくさんの世界を見に行きたい」と願うなら、
「空を飛ぶような読み方」を少しだけ教えてあげるよ。
Part 1:「ゆっくり読み」は、深く考えている証拠

まず知っておいてほしいのは、読書は競争ではないということだよ。
だから、SNSは気にしないでいい。
100冊読んで何も変わらないより
1冊の中のたった1行に涙を流す方が、ずっと価値がある。

でも、さすがに1冊に1週間は
遅すぎですよ……。
ハスキー君の落ち込みがまた深くなったようだ。
デスクの上には、どこから出したのかオムライスの消しゴムが増えている。

私はそうは思わないよ。
「遅い」のは、君の脳が丁寧に深く考えているサインだ。
まずは、そんな丁寧な自分を「偉いね」って撫でてあげてほしいな。

そう……ですか?

そうだとも。
ゆっくり丁寧に読むのは「精読」と言って、
きちんとした読み方のひとつだよ。
学校の国語の授業では、1つ1つの作品に時間をかけていただろう?
あれが「精読」だよ。

なるほど!
完璧に理解しました!
学校で教わったことを、ぼくは出来ていたってことですね!
……でもやっぱり、もう少し速く読めるようになりたいです。

いいとも。
ハスキー君の読み方は間違ってないことをわかってもらったうえで、
もう少し軽やかにページをめくるコツを伝授しよう。
Part 2:読書のスピードを上げる RPG式「3つの方法」

「速く読む」のではなく、「効率よく宝探しをする」と考えてごらん。

宝探し!
ロールプレイングゲームみたいで面白そうです!
勇者になった気分ですね!
方法その1:勇者は地図を先に眺める

ほとんどのロールプレイングゲームでは、地図があるだろう?
地図を見ないでいきなりダンジョンに入ると、迷子になる。
目次は本の地図!
まずは目次を5分眺めて、「ここが一番良さそう!」と思ったところに印をつけよう。
そこから読み始めると気分が上がるよ。
方法その2:勇者は世界を全部まわらない

世界の全てを調べて、村人全員に話を聞いていたら
いつまでたってもゲームが終わらないだろう?
世界を全部まわるのは、クリア後のお楽しみに取っておくといい。
1冊全部読まなくていい!
今のハスキー君に必要なのは、その中の数ページだけかもしれない。
そこだけを「つまみ食い」するのは、決して失礼なことじゃないよ。
方法その3:勇者は「魔力(集中力)」を使い切る前に魔王を倒す

魔王と闘うときは、なるべく短期決戦が良い。
アイテムや魔力を使い切ってしまう前にね。
15分だけ集中しよう!
1冊を一度に読み切ろうとすると、気持ちはブレーキを踏んでしまう。
タイマーを15分にセットして読書を繰り返すことで、早く読み終わるよ。
Part 3:速く読むのは「また会いたい本」に出会うため

完璧にわかりました!
ぼく、何冊でも一瞬で読み切れる自信がつきました!

それは良かった(笑)
私が思うに早く読むというのは、
2つのことを実現するための技術なんだ。
ひとつは、広く情報を集めるため。
そして大切なふたつめは、「一生大切にしたい本」に出会うため。
その「本気の一冊」を探すために、スピードを使い分ければいいんだよ。
Part 4:📕 柴犬社長が選んだ、自分流のペースを掴む3冊
| 書籍名 | 柴犬社長のメッセージ | ハスキー君の感想 |
| 『遅読家のための読書術』 | もともと読むのが遅かった著者が書いた「多読法」だよ。 | 「1%にめぐり合う」って言葉に、すごく救われました……! |
| 『読書する脳』 | 読書を脳科学で解説している。「精読」のすごさがわかる本だよ。 | 精読は長く記憶に残るんですね!大事な1冊は「精読」します! |
| 『読書は1冊のノートにまとめなさい』 | 読書のスピードに関わらず「頭に残す」ことを大切にしているよ。 | ノートにどう書くか考えながら読むと、不思議と覚えられますね! |
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遅読家のための読書術 情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣 (PHP文庫) [ 印南 敦史 ] 読書する脳 (SB新書) [ 毛内拡 ] 読書は1冊のノートにまとめなさい 完全版 [ 奥野宣之 ]🌟 まとめ:君のペースが、一番正しい

カメのようにゆっくり読むのも、
鳥のように軽やかに読むのも、
君が「楽しい!」と思えるペースが一番正しいんだよ。

100%完璧に理解しました!
ぼく、まずは目次を見て「つまみ食い」から始めてみます!
そして、大切な1冊に出会ったら、よく味わって読みますね!
ハスキー君は、おにぎりとオムライスの消しゴムを回収し、社長室を後にした。
楽し気に揺れる尻尾を見て、柴犬社長も安心したようだ。
リンク集

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