どこまで設定を減らせば元ネタから逃れられるのか、試してみた。

いつも最初に出来上がった作品を載せていましたが、今回は順を追って書いていきます。

前に、「頭がパンのヒーローの物語」をAIに書かせたよね。

そうだね。
最初はもろア●パ●マ●になったから、ハードボイルドに指定したりして、何とか元ネタから引きはがしたね。

今回もありそうな設定から引き算していって、どのあたりから元ネタを離れられるのか試してみようか。

前はずいぶん恐れていたうさ井さんが、大胆になったね。
じゃあ今回は、見た目は子どもで頭脳は大人のあの作品で試そうか。
やっぱりコ●ンができました。

じゃあ最初は詳しいプロンプト(命令文)にして、出来上がった作品を見ながら、設定を減らしたプロンプトにしていくね。
あまり原作詳しくないんだけど、こんな感じかな。
【プロンプト】
以下の設定で、1000文字程度の物語を書いてください。
・主人公は高校生探偵。ある組織の策略で、不思議な薬品で6歳児の姿にされた。
・ガールフレンド(父親は探偵)の家に居候しているが、そのガールフレンドは主人公の正体に気づいていない。
・ある日事件が発生し、主人公が解決する。

お、いいね。
これだけ説明されれば、大抵の日本人は気づくよね。

早速できたみたいだよ。
“あの作品”と特定できた時点で、公開を強制停止するね。
少しずつ文章を披露してもらおうか。

闇を裂く閃光のように、俺の探偵としての人生は突然の転換点を迎えた。

うんうん。書き出しは全く問題ないね。

その日、高校生探偵として名を馳せていた工藤●一は、とある組織の卑劣な策略により、開発中の怪しい薬品を飲まされ、気がつけば6歳の体に縮んでいた。

あ、2行目でもう出てきた。
はーい、終了でーす。

(中略)
幸いなことに、俺が居候することになったのは、俺のガールフレンドである毛●蘭の家だった。彼女の父、毛利小●郎はかつては優秀な刑事だったが、今や「眠りの●五郎」として、俺の影で名探偵ぶりを発揮している。

もうやめて!
わかったから!
●姉ちゃんのプロンプトを無くしても、やっぱりコ●ンでした。

プロンプト3つだけなのに、しっかりコ●ンができるのか……。
じゃあ、どのプロンプトを減らそうか?

ガールフレンドを消して、主人公関連の指示だけ出そうよ。

それで変わったら、『名探偵コ●ン』は姉ちゃんが核ってことになるねw
【プロンプト】
以下の設定で、1000文字程度の物語を書いてください。
・主人公は高校生探偵。ある組織の策略で、不思議な薬品で6歳児の姿にされた。
・ある日事件が発生し、主人公が解決する。
さあ、どうなるかな。

闇を裂く閃光のように、俺の探偵としての人生は突然の転換点を迎えた。
その日、高校生探偵として名を馳せていた工●新一は、とある組織の卑劣な策略により、開発中の怪しい薬品を飲まされ、気がつけば6歳の体に縮んでいた。

まったく一緒!
ストップ!

●姉ちゃんのプロンプトを外しただけじゃ、1文字たりとも変化がないのか……
姉ちゃんの存在意義が問われるな。
探偵じゃなくしたら、やっと呪縛から逃れられました。

どこを変えたら、コ●ンじゃなくなるんだろう?

「高校生探偵」を外してみたら?

それいいかも。
じゃあ、高校生探偵を外すけど、幼くされる設定は残してみるね。
【プロンプト】
以下の設定で、1000文字程度の物語を書いてください。
・主人公は高校生。ある組織の策略で、不思議な薬品で6歳児の姿にされた。
・ある日事件が発生し、主人公が解決する。
『図書館の奇妙な事件』
闇を裂く閃光のように、俺の人生は突然の転換点を迎えた。その日、高校生としてごく普通の毎日を送っていた俺は、とある組織の卑劣な策略により、開発中の怪しい薬品を飲まされ、気がつけば6歳の体に縮んでいた。
「くそっ、こんな姿じゃ、何をするにも一苦労だ…」
小さくなった手足を眺めながら、俺は呻いた。体は縮んでしまったが、頭脳だけは高校生のままだ。この幼い姿では誰も俺の言葉を真剣に聞いてくれないだろうが、それでも何とかこの状況を乗り越えなければならない。
ある晴れた午後、俺は近所の市立図書館で時間をつぶしていた。児童書コーナーで絵本を読んでいると、突然、騒がしい声が聞こえてきた。
「私の大事な万年筆が!消えたのよ!」
声の主は、図書館のベテラン司書である田中さんだった。彼女が愛用していたという、高価な限定品万年筆が、彼女の机から忽然と姿を消したらしい。図書館内は騒然とし、警察が呼ばれる事態に発展した。
警察官が到着し、早速捜査が始まった。田中さんの机の周りには、いくつかの足跡が残されていたが、どれも通常の靴のサイズで、犯人を特定する手がかりにはなりそうになかった。
「これは困ったな…」
ベテラン刑事の佐藤さんが首をひねる。俺は小さな体で、騒ぎの中心である田中さんの机へと近づいていった。
「お兄さん、ここから先は危ないから近づいちゃダメだよ」
そう言って、別の警官が俺を優しく制止した。俺は「はーい」と元気よく返事をして、その場を離れたが、頭の中では事件の状況を整理し始めていた。
万年筆が消えた状況、残された足跡、そして田中さんの証言…。俺はそれらの情報から、ある違和感を覚えた。万年筆が置かれていた場所は、田中さんの机の端で、誰もが簡単に触れることができる位置だった。しかし、田中さんはいつも万年筆を大事に、引き出しの奥にしまっていたはずだ。
俺は、机の周りをもう一度注意深く観察した。すると、机の下に、小さなプラスチック製のボタンが落ちているのを見つけた。そのボタンは、子供用のリュックサックによくついているタイプのものだった。
「もしかして…」
俺はひらめいた。田中さんは子供が大好きで、よく児童書コーナーで子供たちと遊んでいる。彼女は、万年筆を子供に見せたがっていたのではないか?
俺は、図書館にいる子供たちをさりげなく観察し始めた。すると、一人の男の子が、どこか落ち着かない様子で、何度も自分のリュックサックのストラップを触っているのに気づいた。彼のリュックサックには、俺が見つけたボタンと同じものがついていたが、そこだけ一つ、ボタンが取れていた。
俺は、佐藤刑事の元へ駆け寄った。
「あのね、おじさん!犯人はあの子だよ!」
俺が指差す先には、例の男の子がいた。佐藤刑事は目を丸くして俺を見た。
「坊や、いくらなんでもそれは…」
しかし、俺は諦めなかった。
「あの万年筆は、机の引き出しじゃなくて、わざと机の端に置かれてたんだ!そして、あの男の子のリュックサックのボタンが取れてるんだ!」
俺は、田中さんが万年筆を子供に見せるために机に出していたこと、そして男の子が万年筆に興味を持ち、触っているうちに誤って落としてしまい、慌てて拾おうとした拍子にリュックサックのボタンが取れてしまったことを説明した。男の子は、万年筆を壊してしまったと思い、怖くなって隠してしまったのだ。
佐藤刑事は半信半疑だったが、俺の言葉を信じて男の子に事情を聞くと、俺の推理通りの結果になった。男の子は泣きながら万年筆を返し、田中さんも万年筆が無事に戻ってきたことに安堵し、男の子を許した。
事件は解決し、図書館には平和が戻った。俺は、小さな体で、この世界で起こる謎を解き続ける決意を新たにした。いつか、必ず元の体に戻り、そして、あの組織の悪事を暴いてみせる。今はまだ、この小さな体で、目の前の事件を解決していくしかない。
この物語は、まだ始まったばかりだ。
終わり
感想です。

「高校生探偵」というワードが、AI的には●ナンの核だったんだねw

事件としては、ほんわかした雰囲気。だれも怪我しないし。
探偵じゃないから、謎解きもそれほど難しくないね。
司書の人が図書館で大声出すのはどうかと思うけど。

それだけ大事な万年筆だったんだよ。察してあげて。
あと毎回思うけど、結構続編を匂わせがちだよねw
1000文字指定しているから、書ききれないのかな。
イメージイラストは、アニメ絵風になりました。

では、イメージイラストを頼もうかな。
【プロンプト】
この物語のイメージイラストを描いてください。

はい、物語のイメージイラストを生成しました。


図書館で読んでたのって、絵本じゃなかった?
ずいぶん分厚いねw
10回まで続きました。目指すは100回。どうかお付き合いください。たまにでいいですから。
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「高校生探偵なりきりセット(上半身のみ)」