AIに物語を書いてもらった その1『古古米』

【番外編】AIショートショートチャレンジ

プロンプトに固有名詞を入力してみる。

ほん太
ほん太

『古古米』というキーワードでAIに作ってもらった作品が、これです。
作品の後に、経緯やプロンプトを書いているよ。

『古古米』

 静寂を破るかのように、カツン、カツンと乾いた音が響く。それは、小さな木造アパートの一室から聞こえる、古米がはぜる音だった。青年、アキラは炊飯器の蓋を開け、湯気の中から現れた粒々をじっと見つめた。そこにあるのは、一般的な米とは明らかに異なる、不揃いで黒ずんだ米粒たち。それこそが、通称「古古米(ここまい)」と呼ばれる、このアパートの大家が自慢する幻の米だった。

 大家は言う。「これぞ、本物の滋養よ。江戸の昔から続く、秘伝の米だよ」。 しかし、アキラが初めてこの米を口にした時、その味は彼の想像を絶するものだった。土のような、泥のような、しかしどこか甘く香ばしい、今まで経験したことのない風味。そして、食べた後の体の芯から湧き上がるような、不思議な力が全身を巡る感覚。アキラはその日から、古古米の虜になった。

 アキラはフリーランスのライターとして生計を立てていたが、最近はスランプに陥っていた。締め切りは迫るのに、ペンは一向に進まない。そんな時、彼の唯一の心の拠り所となっていたのが、この古古米だった。古古米を食べると、頭がすっきりし、言葉が泉のように湧き出てくるような気がした。

 ある夜、アキラはいつものように古古米を炊き、一口食べた。その瞬間、彼の脳裏に鮮やかな映像がフラッシュバックした。それは、はるか昔、稲穂が揺れる田んぼで、一人の老人が額に汗を浮かべながら鍬を振るう姿だった。老人の顔には深く刻まれた皺があり、その瞳はどこか遠くを見つめているようだった。次の瞬間、場面は変わり、荒れ果てた土地で、飢えに苦しむ人々が地面にひれ伏している。そして、その中に、たった一粒の米を大切そうに握りしめている子供の姿が見えた。

 アキラは混乱した。これは一体、何なのだろう?幻覚か?しかし、その映像はあまりにも鮮明で、まるで自分がその場にいたかのような臨場感があった。彼はパソコンの前に座り、見たものをそのまま書き始めた。飢餓、希望、そしてたった一粒の米に込められた人々の想い。言葉は途切れることなく溢れ出し、キーボードを叩く指は熱を帯びていった。

 数時間後、アキラは書き終えた原稿を見つめた。それは、彼が書いた中でも最高の傑作だと直感した。翌日、編集長に原稿を送ると、すぐに電話がかかってきた。「アキラ君、これはすごい!君の代表作になるぞ!」

 アキラは、あの古古米がもたらした奇跡に感謝した。しかし同時に、ある疑問が彼の心に浮かんだ。この古古米は、一体どれほどの歴史を刻んできたのだろう?そして、あの幻影は、古古米の中に宿る、過去の記憶なのだろうか?

 彼は炊飯器の蓋を開け、残っていた数粒の古古米を手のひらに乗せた。黒ずんだ米粒は、まるで小さな石のようにずっしりと重い。アキラは、この米が持つ未知の力に、畏敬の念を抱かずにはいられなかった。彼のライター人生は、この古古米によって、全く新しい局面を迎えたのだった。

終わり


こんな動機です。

ほん太
ほん太

自分で小説を生み出してみたいけど、大変そうだなぁ。
小説家の人たちは、いったいどうしてるんだろう。
本当に尊敬するよ。

うさ井
うさ井

無理無理。
ほん太が生めるのう●こだけ。

ほん太
ほん太

それ炎上するからやめようか。
そうだ!いきなりプロを参考にする実力はないから、
AIにショートショートを作ってもらって、それを参考にしてみよう!


まず、AIを呼び出します。

ほん太
ほん太

Geminiを使うよ。
文章を作る前に、AIのキャラクター画像を作ろうかな。
プロンプトという命令文を打ち込むね。

ほん太
ほん太

【プロンプト】
ロボ柴犬のドット絵を描いて。

ロボ柴
ロボ柴

ロボ柴犬のドット絵です。

ほん太
ほん太

お、いい感じ。
これからよろしくね。ロボ柴。


作品の長さを決めます。

ほん太
ほん太

長いと読むの大変だから、気楽に読める長さが良いな。
ショートショートっていろいろあるけど、2,000~4,000文字くらいが多いみたい。

うさ井
うさ井

え~。長いよ。
読むのめんどくせぇ。

ほん太
ほん太

うさ井さんの意向は聞いてないのだけど、まぁ参考にするよ。
A4用紙1枚くらいなら、すぐ読めそうだね。
すると、1,000文字くらいかな。


プロンプトを入力します。

ほん太
ほん太

最初だし、キーワードになる固有名詞と文字数だけで頼んでみようかな。
キーワードは…今朝のニュースで見た「古古米」にしよう。

ほん太
ほん太

【プロンプト】
「古古米」が登場する1000文字程度のショートショートを作ってください。

ロボ柴
ロボ柴

承知いたしました。「古古米」が登場するショートショートを執筆します。


感想です。

ロボ柴
ロボ柴

いかがでしたでしょうか?

ほん太
ほん太

ものの数秒でできた!早っ!
もっとめちゃくちゃな物語ができると思ったけど、意外と破綻していない!

ライターのアキラが、古古米ドーピングして書き上げた作品が評価されるんだね。

うさ井
うさ井

ロボ柴、古古米の意味わかってないだろ。

ほん太
ほん太

それがまた面白いよw
古の魔法のコメ、みたいになってるねw

アキラは、これからも古古米を食べるたびに、幻覚を見続けるのかな。
そうじゃないと、いつか書けなくなるよね。


イメージイラストを描いてもらいました。

ほん太
ほん太

最後に、ブログ用にイメージイラストを描いてもらおうっと。

ほん太
ほん太

【プロンプト】
その物語のイメージイラストを描いてください。

ロボ柴
ロボ柴

物語のイメージイラストです。

ほん太
ほん太

アキラ、イケメンw画像のほうは、AI感満載!
古古米、よくこの色で食べる気になったねwww
で、一粒のコメを握りしめる子どもはどこに?

 次はジャンル指定してみようかな。


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