AIに物語を書いてもらった その7 出だしの一文を指定② 前回のお話をラブコメに

男女2人、肥料袋で雪山を滑る 【番外編】AIショートショートチャレンジ
ほん太
ほん太

前回、最初の一文を指定して『雪山』という物語をAIに書いてもらいました。
今回は、最初の一文は同じままで、ジャンルをラブコメに指定してみました。

ストーリーがガラッと変わることを期待したのですが、そこまでの変化はありません。残念。

でも、頑張ってラブコメにしてくれたようです。
ところどころ文章のつながりがたどたどしいのですが、逆にそんなところに愛がわいてきました。変態?

雪山ラブコメディ 〜肥料袋と運命の出会い、そして爆笑の誤解〜

肥料袋で雪山を滑り落ち始めてから、かれこれ8時間になる。

大学のスキーサークル、定番の罰ゲーム。「空の肥料袋でどこまで滑れるか」というバカげた勝負に参加したのが運の尽きだった。まさか、俺のケツをこんなに長く、そしてこんなにロマンティック(?)に、しかし爆笑必至の旅になるとは、この時の俺は知る由もなかった。

凍えまくる尻と、空腹で鳴り止まない腹。意識が朦朧としてきた頃、目の前に突如、人影が!「うおおおおお!」と叫ぶ俺の声が、雪山に虚しく響く。避けようにも、肥料袋はもはや俺の意思を無視して爆走中。衝突は不可避!

「ぎゃああああ!」 悲鳴と、ゴンッ!と鈍い音がして、俺たちは盛大に雪まみれになった。 「いっててて…」 何とか体を起こすと、そこにいたのは、雪をかぶったふわふわのダウンジャケット。そしてその下から現れたのは、これまた雪をかぶった、とんでもなく可愛い女の子だった。その大きな瞳が、俺の肥料袋をじっと見つめていた。

「大丈夫ですか!?」 俺が慌てて声をかけると、彼女はゆっくりと立ち上がり、ダウンジャケットをはたいた。雪だるま状態からの復活劇だ。 「…あなたこそ、その…肥料袋の方は、大丈夫ですか?」 彼女の声は、透き通っていて、少しハスキー。そして、顔には雪がついているのに、なぜかものすごく美人だった。

俺が聞きたいのはお前の安否だろ!?まさか、自分のことより肥料袋の心配する奴がいるとは!

「あ、俺は大丈夫です!ってか、こんなとこで何してるんですか!?」 俺が聞くと、彼女は頬を染めて、もじもじしながら答えた。 「その…地図をなくしてしまって。道に迷っちゃいました」 え、マジで? こんな場所で遭難寸前って、漫画かよ! しかも、よりによってこんな美人が。

「とりあえず、体は大丈夫ですか? どこか痛いとか…」 「はい、なんとか。あなたこそ、肥料袋でどこまで行くおつもりで?」 彼女は俺の抱える肥料袋に目をやり、プッと吹き出した。

いや、そんな壮大な目的があるわけないだろ!たかが罰ゲームだよ、罰ゲーム!

「あ、これ、罰ゲームで…」 俺が照れくさそうに説明すると、彼女はさらに笑った。 「まさか、こんなに奥まで来ちゃうなんて。もう戻れないんじゃないですか?」 言われてみれば、そうだ。罰ゲームのはずが、ガチ遭難ルート。

「どうしましょう…」 俺が途方に暮れていると、彼女は俺の顔をじっと見つめ、とんでもない提案をしてきた。 「あの、もしかして、その袋って、二人乗りできますか?」 「え? いや、たぶん…ちょっと狭い、というか…」 俺が躊躇していると、彼女はきっぱりと言った。 「私、もう歩けません。もしよければ、肥料袋で一緒に下まで滑りませんか? 一人でいるよりは、心強いと思うんです」

マジか! まさかの肥料袋同乗!? でも、こんなチャンス、逃す手はない! 「わかりました! でも、マジで狭いですよ?」 「大丈夫です!」

俺たちは、一つの肥料袋に二人で乗り込んだ。予想通り、密着度MAX。肩と肩、足と足が触れ合う距離に、俺の心拍数はロケット並みに上昇した。 彼女が俺の背中にちょこんと寄りかかる。雪山の冷たさとは違う、温かい体温が伝わってくる。

「準備はいいですか?」 俺が尋ねると、彼女は小さな声で「はい」と答えた。そして、俺たちは再び滑り出した。二人乗りの肥料袋は、最初は左右にブレまくり、まるで泥酔したペンギンが転がっているようだったが、すぐに安定した。

暗闇に包まれた雪山を、俺たちは二人で滑り続ける。凍える寒さの中でも、彼女の温もりを感じると、不思議と心強かった。時折、会話を交わしながら、俺たちは次第に打ち解けていった。彼女の名前はアキラ。都内の大学に通っているらしい。まさか、肥料袋で遭難した先にこんな美人がいるとは、人生ってサプライズの連続だな!

どれくらい時間が経っただろう。目の前にぼんやりと光が見えた。麓の街の明かりだ! 「見えましたね!」 アキラが嬉しそうに声を上げた。俺も安堵のため息をついた。

そして、ついに俺たちは麓のスキー場に到着した。肥料袋から降りると、アキラは満面の笑みで俺に言った。 「ありがとうございました! あなたのおかげで助かりました!」 その笑顔は、雪山のどんな景色よりも美しかった。

「いや、俺も助かりました。一人じゃどうなっていたことか…」 俺たちは見つめ合い、自然と笑い合った。 「あの…もしよかったら、この後、お礼にご飯でも…」 俺が精一杯の勇気を振り絞って言うと、アキラは顔を赤らめながら「はい!」と答えた。

あの日の夜、俺たちはスキー場のレストランで、温かい鍋をつついた。肥料袋での遭難が、まさかこんな素敵な出会いに繋がるなんて。雪山での肥料袋アクシデントは、最高のラブコメディの序章だった。そして、俺は確信した。この肥料袋は、きっと俺たちを結びつけるための、究極の縁結びアイテムだったのだと。これからは、肥料袋を見るたびにアキラを思い出すんだろうな、とちょっと複雑な気分になったりもした。

終わり


ジャンルだけ変えてみたら、どれくらい変わるのか知りたかったのです。

ほん太
ほん太

前回はAIのGeminiに、出だしの一文を「肥料袋で雪山を滑り落ち始めてから、かれこれ8時間になる。」に指定して、『雪山』(このタイトルはほん太が付けました)という物語を書いてもらったね。

うさ井
うさ井

ちょっと、無難なストーリーになったね。

ほん太
ほん太

そうだね。

だから今回は、ジャンルを指定して、どのくらい変わるのか試してみるね。
ジャンルは…笑える話が良いな。
ただ笑えるだけじゃなく、ラブコメにしてみよう。

【プロンプト(命令文)】
「肥料袋で雪山を滑り落ち始めてから、かれこれ8時間になる。」という文から始まるラブコメディを、1000文字程度で書いてください。

ロボ柴
ロボ柴

はい、承知いたしました。「肥料袋で雪山を滑り落ち始めてから、かれこれ8時間になる。」という文章から始まるラブコメディを1000字程度で書きましょう。


最初にできたのは、コメディ要素が足りませんでした。

ほん太
ほん太

いきなり冒頭の作品ができたのではなく、最初はこんなのが書きあがりました。

プロトタイプ『雪山ラブコメディ 〜肥料袋と運命の出会い〜

肥料袋で雪山を滑り落ち始めてから、かれこれ8時間になる。

最初はただの悪ふざけだった。大学のサークル仲間とスキー旅行に来ていた俺は、罰ゲームで「肥料袋でどこまで滑れるか」というくだらない勝負に参加してしまったのだ。まさか、こんなに長く、そしてこんなにも運命的な旅になるとは、その時の俺は知る由もなかった。

尻が凍え、指先の感覚はとっくにない。空腹と疲労で意識が朦朧としてきた頃、目の前に突如、人影が現れた。まさか、こんな山の奥に人がいるなんて! 衝突は避けられない。俺はとっさに肥料袋を操縦しようとしたが、すでに手遅れだった。

「わぁぁぁ!」

悲鳴が響き、ゴンッと鈍い音がして、俺たちは雪まみれになった。 「いっててて…」 俺は体を起こし、ぶつかった相手を見た。そこにいたのは、ふわふわのダウンジャケットに身を包んだ、可愛らしい女の子だった。雪まみれになりながらも、その大きな瞳は俺をじっと見つめていた。

「大丈夫ですか!?」 俺が慌てて声をかけると、彼女はゆっくりと立ち上がり、ダウンジャケットをはたいた。 「…あなたこそ、大丈夫ですか?」 彼女の声は、想像以上に透き通っていて、少しハスキーだった。顔には雪がついていたが、それでもわかる整った顔立ち。

「すみません、俺が勝手に滑ってきてしまって…って、こんな場所で何してるんですか?」 俺が尋ねると、彼女は少し恥ずかしそうに頬を染めた。 「その…地図をなくしてしまって。道に迷っちゃいました」 え、マジか。こんな雪山で遭難寸前じゃん。

「とりあえず、体は大丈夫ですか? 怪我はない?」 「はい、なんとか。あなたこそ、肥料袋で…?」 彼女は俺が抱えている肥料袋に目をやり、ふっと笑みをこぼした。その笑顔に、俺はなぜか心臓を鷲掴みにされたような気がした。

「あ、これ、罰ゲームで…」 俺が照れくさそうに説明すると、彼女はさらに笑った。 「面白いですね。でも、こんなに奥まで来ちゃったら、もう戻れないんじゃないですか?」 言われてみればそうだ。まさか本当に遭難するとは。

「どうしましょう…」 俺が途方に暮れていると、彼女は俺の顔をじっと見つめ、提案した。 「あの、もしかして、そっちの袋って、二人乗りできますか?」 「え? いや、たぶん…」 俺が躊躇していると、彼女はきっぱりと言った。 「私、もう歩けません。もしよければ、一緒に下まで滑りませんか? 一人でいるよりは、心強いと思うんです」

まさかの展開に、俺は呆気に取られた。だが、彼女の真剣な眼差しを見て、断る理由もなかった。 「わかりました。でも、ちょっと狭いですよ?」 「大丈夫です!」

俺たちは、一つの肥料袋に二人で乗り込んだ。予想通り、かなり窮屈だったが、肌が触れ合う距離に、俺はなぜかドキドキが止まらなかった。 彼女が俺の背中に寄りかかる。雪山の冷たさとは違う、温かい体温が伝わってくる。

「準備はいいですか?」 俺が尋ねると、彼女は小さな声で「はい」と答えた。 そして、俺たちは再び滑り出した。二人乗りの肥料袋は、最初はぎこちなかったが、すぐに安定した。

暗闇に包まれた雪山を、俺たちは二人で滑り続ける。凍える寒さの中でも、彼女の温もりを感じると、不思議と心強かった。時折、会話を交わしながら、俺たちは次第に打ち解けていった。彼女の名前はアキラ。都内の大学に通っているらしい。

どれくらい時間が経っただろう。目の前にぼんやりと光が見えた。麓の街の明かりだ! 「見えましたね!」 アキラが嬉しそうに声を上げた。俺も安堵のため息をついた。

そして、ついに俺たちは麓のスキー場に到着した。肥料袋から降りると、アキラは満面の笑みで俺に言った。 「ありがとうございました! あなたのおかげで助かりました!」 その笑顔は、雪山のどんな景色よりも美しかった。

「いや、俺も助かりました。一人じゃどうなっていたことか…」 俺たちは見つめ合い、自然と笑い合った。 「あの…もしよかったら、この後、お礼にご飯でも…」 俺が精一杯の勇気を振り絞って言うと、アキラは顔を赤らめながら「はい!」と答えた。

あの日の夜、俺たちはスキー場のレストランで、温かい鍋をつついた。肥料袋での遭難が、まさかこんな素敵な出会いに繋がるなんて。雪山でのアクシデントは、最高のラブコメディの序章だった。そして、俺は確信した。この肥料袋は、きっと俺たちを結びつけるための、運命の道具だったのだと。

終わり

ほん太
ほん太

うまくまとめてくれたね。

でも、ストーリーは「滑る→困る→安全なところに着く」と、前回とあまり変わらないのは残念だね。

指定した最初の一文が強すぎたのかな。

うさ井
うさ井

そこよりも、コメディ要素はどこ?

「変なシチュエーションのラブストーリー」なだけだな。

笑えるのは、ダサすぎるタイトルのセンスかなw

ほん太
ほん太

たしかに、コメディ部分があまりない気がするね。

AIに物語を書いてもらうと、タイトルを付けたりつけなかったりなんだよね。

今まで無題であがってきた分は、僕が勝手にタイトルを決めたけど。

どういう違いなんだろう?

うさ井
うさ井

あと、AIって「アキラ」好きだな。

ほん太
ほん太

確かにw

前に作ってもらった『古古米』の主人公も「アキラ」だったねw
そのときは男性のライターだったw


コメディにしたんだから、ボケのスルーは犯罪です。

ほん太
ほん太

もう少し笑える作品にするよう頼んでみるね。

【プロンプト】
もう少しコメディ要素を増やしてください。

ロボ柴
ロボ柴

はい、承知いたしました。もう少しコメディ要素を増やして、「肥料袋で雪山を滑り落ち始めてから、かれこれ8時間になる。」から始まるラブコメディを1000字程度で書き直します。

ほん太
ほん太

ここで出来上がった作品は、ほぼほぼ冒頭のものだったんだけど、ちょっと物足りなかったんだよね。

うさ井
うさ井

どこが?

ほん太くんのレベルには合ってるんじゃないの?

ほん太
ほん太

僕にもAIにも失礼だね。

気になったのは、この2か所。
「…あなたこそ、その…肥料袋の方は、大丈夫ですか?」というところと、
「はい、なんとか。あなたこそ、肥料袋でどこまで行くおつもりで?のところ。

せっかくアキラがボケているのに、主人公がガン無視してたんだよね。

うさ井
うさ井

それはよくないね。

懲役刑だ。

ほん太
ほん太

懲役にはならないよ。

気になったところにそれぞれ、このようなプロンプトを追加したんだ。

【プロンプト①】
肥料袋の方は、大丈夫ですか?のところ、ツッコミを入れてください。

【プロンプト②】
肥料袋でどこまで行くおつもりで?に対して、ツッコミを入れてください。

ロボ柴
ロボ柴

はい、承知いたしました。台詞に対してツッコミを入れて、ラブコメディを書き直します。

うさ井
うさ井

ツッコミの概念を理解しているのか。

すごいなGemini。


感想です。

ほん太
ほん太

これでできたのが、冒頭の作品だよ。

コメディ感が増して、楽しく読めるようになったね。

うさ井
うさ井

プロトタイプよりは、かなりマシになったかな。

でも、追加したツッコミがちょっとズレている気がする

ほん太
ほん太

そうだねw

肥料袋の心配に対しては、「いや俺の心配をしろよ!俺は肥料袋以下ですか?」みたいなのが欲しいし、

「肥料袋でどこまで…」のところは、ノリツッコミしてほしかったかな。
「あ、ちょっと○○まで…んなわけないだろ!ただの学生ノリの罰ゲームだよ!」みたいに。

うさ井
うさ井

うん。

ほん太くんが思いつくようなことなのだから、それが笑いの初歩の初歩なんだろうね。

ほん太
ほん太

ちっちゃい口からよく出るよね。言葉のナイフが。

全部ちゃんと刺さるからやめてくれない?


イメージイラストが、インターナショナルになりました。

ほん太
ほん太

ではいつも通り、イラストを描いてもらおうっと。

【プロンプト】
この物語のイメージイラストを描いてください。

ロボ柴
ロボ柴

はい、物語のイメージイラストを生成しました。

ほん太
ほん太

…海外のお話だったの?

アキラじゃなくてAKIRAだったんだね。

うさ井
うさ井

肥料袋の膨らみ方から、後ろにもう一人入ってるよね。

ほん太
ほん太

怖っ。

せっかくだから次は、同じ書き出しでとことん怖くしてもらいたいな。


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