
前回、最初の一文を指定して『雪山』という物語をAIに書いてもらいました。
今回は、最初の一文は同じままで、ジャンルをラブコメに指定してみました。
ストーリーがガラッと変わることを期待したのですが、そこまでの変化はありません。残念。
でも、頑張ってラブコメにしてくれたようです。
ところどころ文章のつながりがたどたどしいのですが、逆にそんなところに愛がわいてきました。変態?
『雪山ラブコメディ 〜肥料袋と運命の出会い、そして爆笑の誤解〜』
肥料袋で雪山を滑り落ち始めてから、かれこれ8時間になる。
大学のスキーサークル、定番の罰ゲーム。「空の肥料袋でどこまで滑れるか」というバカげた勝負に参加したのが運の尽きだった。まさか、俺のケツをこんなに長く、そしてこんなにロマンティック(?)に、しかし爆笑必至の旅になるとは、この時の俺は知る由もなかった。
凍えまくる尻と、空腹で鳴り止まない腹。意識が朦朧としてきた頃、目の前に突如、人影が!「うおおおおお!」と叫ぶ俺の声が、雪山に虚しく響く。避けようにも、肥料袋はもはや俺の意思を無視して爆走中。衝突は不可避!
「ぎゃああああ!」 悲鳴と、ゴンッ!と鈍い音がして、俺たちは盛大に雪まみれになった。 「いっててて…」 何とか体を起こすと、そこにいたのは、雪をかぶったふわふわのダウンジャケット。そしてその下から現れたのは、これまた雪をかぶった、とんでもなく可愛い女の子だった。その大きな瞳が、俺の肥料袋をじっと見つめていた。
「大丈夫ですか!?」 俺が慌てて声をかけると、彼女はゆっくりと立ち上がり、ダウンジャケットをはたいた。雪だるま状態からの復活劇だ。 「…あなたこそ、その…肥料袋の方は、大丈夫ですか?」 彼女の声は、透き通っていて、少しハスキー。そして、顔には雪がついているのに、なぜかものすごく美人だった。
俺が聞きたいのはお前の安否だろ!?まさか、自分のことより肥料袋の心配する奴がいるとは!
「あ、俺は大丈夫です!ってか、こんなとこで何してるんですか!?」 俺が聞くと、彼女は頬を染めて、もじもじしながら答えた。 「その…地図をなくしてしまって。道に迷っちゃいました」 え、マジで? こんな場所で遭難寸前って、漫画かよ! しかも、よりによってこんな美人が。
「とりあえず、体は大丈夫ですか? どこか痛いとか…」 「はい、なんとか。あなたこそ、肥料袋でどこまで行くおつもりで?」 彼女は俺の抱える肥料袋に目をやり、プッと吹き出した。
いや、そんな壮大な目的があるわけないだろ!たかが罰ゲームだよ、罰ゲーム!
「あ、これ、罰ゲームで…」 俺が照れくさそうに説明すると、彼女はさらに笑った。 「まさか、こんなに奥まで来ちゃうなんて。もう戻れないんじゃないですか?」 言われてみれば、そうだ。罰ゲームのはずが、ガチ遭難ルート。
「どうしましょう…」 俺が途方に暮れていると、彼女は俺の顔をじっと見つめ、とんでもない提案をしてきた。 「あの、もしかして、その袋って、二人乗りできますか?」 「え? いや、たぶん…ちょっと狭い、というか…」 俺が躊躇していると、彼女はきっぱりと言った。 「私、もう歩けません。もしよければ、肥料袋で一緒に下まで滑りませんか? 一人でいるよりは、心強いと思うんです」
マジか! まさかの肥料袋同乗!? でも、こんなチャンス、逃す手はない! 「わかりました! でも、マジで狭いですよ?」 「大丈夫です!」
俺たちは、一つの肥料袋に二人で乗り込んだ。予想通り、密着度MAX。肩と肩、足と足が触れ合う距離に、俺の心拍数はロケット並みに上昇した。 彼女が俺の背中にちょこんと寄りかかる。雪山の冷たさとは違う、温かい体温が伝わってくる。
「準備はいいですか?」 俺が尋ねると、彼女は小さな声で「はい」と答えた。そして、俺たちは再び滑り出した。二人乗りの肥料袋は、最初は左右にブレまくり、まるで泥酔したペンギンが転がっているようだったが、すぐに安定した。
暗闇に包まれた雪山を、俺たちは二人で滑り続ける。凍える寒さの中でも、彼女の温もりを感じると、不思議と心強かった。時折、会話を交わしながら、俺たちは次第に打ち解けていった。彼女の名前はアキラ。都内の大学に通っているらしい。まさか、肥料袋で遭難した先にこんな美人がいるとは、人生ってサプライズの連続だな!
どれくらい時間が経っただろう。目の前にぼんやりと光が見えた。麓の街の明かりだ! 「見えましたね!」 アキラが嬉しそうに声を上げた。俺も安堵のため息をついた。
そして、ついに俺たちは麓のスキー場に到着した。肥料袋から降りると、アキラは満面の笑みで俺に言った。 「ありがとうございました! あなたのおかげで助かりました!」 その笑顔は、雪山のどんな景色よりも美しかった。
「いや、俺も助かりました。一人じゃどうなっていたことか…」 俺たちは見つめ合い、自然と笑い合った。 「あの…もしよかったら、この後、お礼にご飯でも…」 俺が精一杯の勇気を振り絞って言うと、アキラは顔を赤らめながら「はい!」と答えた。
あの日の夜、俺たちはスキー場のレストランで、温かい鍋をつついた。肥料袋での遭難が、まさかこんな素敵な出会いに繋がるなんて。雪山での肥料袋アクシデントは、最高のラブコメディの序章だった。そして、俺は確信した。この肥料袋は、きっと俺たちを結びつけるための、究極の縁結びアイテムだったのだと。これからは、肥料袋を見るたびにアキラを思い出すんだろうな、とちょっと複雑な気分になったりもした。
終わり
ジャンルだけ変えてみたら、どれくらい変わるのか知りたかったのです。

前回はAIのGeminiに、出だしの一文を「肥料袋で雪山を滑り落ち始めてから、かれこれ8時間になる。」に指定して、『雪山』(このタイトルはほん太が付けました)という物語を書いてもらったね。

ちょっと、無難なストーリーになったね。

そうだね。
だから今回は、ジャンルを指定して、どのくらい変わるのか試してみるね。
ジャンルは…笑える話が良いな。
ただ笑えるだけじゃなく、ラブコメにしてみよう。
【プロンプト(命令文)】
「肥料袋で雪山を滑り落ち始めてから、かれこれ8時間になる。」という文から始まるラブコメディを、1000文字程度で書いてください。

はい、承知いたしました。「肥料袋で雪山を滑り落ち始めてから、かれこれ8時間になる。」という文章から始まるラブコメディを1000字程度で書きましょう。
最初にできたのは、コメディ要素が足りませんでした。

いきなり冒頭の作品ができたのではなく、最初はこんなのが書きあがりました。
プロトタイプ『雪山ラブコメディ 〜肥料袋と運命の出会い〜』
肥料袋で雪山を滑り落ち始めてから、かれこれ8時間になる。
最初はただの悪ふざけだった。大学のサークル仲間とスキー旅行に来ていた俺は、罰ゲームで「肥料袋でどこまで滑れるか」というくだらない勝負に参加してしまったのだ。まさか、こんなに長く、そしてこんなにも運命的な旅になるとは、その時の俺は知る由もなかった。
尻が凍え、指先の感覚はとっくにない。空腹と疲労で意識が朦朧としてきた頃、目の前に突如、人影が現れた。まさか、こんな山の奥に人がいるなんて! 衝突は避けられない。俺はとっさに肥料袋を操縦しようとしたが、すでに手遅れだった。
「わぁぁぁ!」
悲鳴が響き、ゴンッと鈍い音がして、俺たちは雪まみれになった。 「いっててて…」 俺は体を起こし、ぶつかった相手を見た。そこにいたのは、ふわふわのダウンジャケットに身を包んだ、可愛らしい女の子だった。雪まみれになりながらも、その大きな瞳は俺をじっと見つめていた。
「大丈夫ですか!?」 俺が慌てて声をかけると、彼女はゆっくりと立ち上がり、ダウンジャケットをはたいた。 「…あなたこそ、大丈夫ですか?」 彼女の声は、想像以上に透き通っていて、少しハスキーだった。顔には雪がついていたが、それでもわかる整った顔立ち。
「すみません、俺が勝手に滑ってきてしまって…って、こんな場所で何してるんですか?」 俺が尋ねると、彼女は少し恥ずかしそうに頬を染めた。 「その…地図をなくしてしまって。道に迷っちゃいました」 え、マジか。こんな雪山で遭難寸前じゃん。
「とりあえず、体は大丈夫ですか? 怪我はない?」 「はい、なんとか。あなたこそ、肥料袋で…?」 彼女は俺が抱えている肥料袋に目をやり、ふっと笑みをこぼした。その笑顔に、俺はなぜか心臓を鷲掴みにされたような気がした。
「あ、これ、罰ゲームで…」 俺が照れくさそうに説明すると、彼女はさらに笑った。 「面白いですね。でも、こんなに奥まで来ちゃったら、もう戻れないんじゃないですか?」 言われてみればそうだ。まさか本当に遭難するとは。
「どうしましょう…」 俺が途方に暮れていると、彼女は俺の顔をじっと見つめ、提案した。 「あの、もしかして、そっちの袋って、二人乗りできますか?」 「え? いや、たぶん…」 俺が躊躇していると、彼女はきっぱりと言った。 「私、もう歩けません。もしよければ、一緒に下まで滑りませんか? 一人でいるよりは、心強いと思うんです」
まさかの展開に、俺は呆気に取られた。だが、彼女の真剣な眼差しを見て、断る理由もなかった。 「わかりました。でも、ちょっと狭いですよ?」 「大丈夫です!」
俺たちは、一つの肥料袋に二人で乗り込んだ。予想通り、かなり窮屈だったが、肌が触れ合う距離に、俺はなぜかドキドキが止まらなかった。 彼女が俺の背中に寄りかかる。雪山の冷たさとは違う、温かい体温が伝わってくる。
「準備はいいですか?」 俺が尋ねると、彼女は小さな声で「はい」と答えた。 そして、俺たちは再び滑り出した。二人乗りの肥料袋は、最初はぎこちなかったが、すぐに安定した。
暗闇に包まれた雪山を、俺たちは二人で滑り続ける。凍える寒さの中でも、彼女の温もりを感じると、不思議と心強かった。時折、会話を交わしながら、俺たちは次第に打ち解けていった。彼女の名前はアキラ。都内の大学に通っているらしい。
どれくらい時間が経っただろう。目の前にぼんやりと光が見えた。麓の街の明かりだ! 「見えましたね!」 アキラが嬉しそうに声を上げた。俺も安堵のため息をついた。
そして、ついに俺たちは麓のスキー場に到着した。肥料袋から降りると、アキラは満面の笑みで俺に言った。 「ありがとうございました! あなたのおかげで助かりました!」 その笑顔は、雪山のどんな景色よりも美しかった。
「いや、俺も助かりました。一人じゃどうなっていたことか…」 俺たちは見つめ合い、自然と笑い合った。 「あの…もしよかったら、この後、お礼にご飯でも…」 俺が精一杯の勇気を振り絞って言うと、アキラは顔を赤らめながら「はい!」と答えた。
あの日の夜、俺たちはスキー場のレストランで、温かい鍋をつついた。肥料袋での遭難が、まさかこんな素敵な出会いに繋がるなんて。雪山でのアクシデントは、最高のラブコメディの序章だった。そして、俺は確信した。この肥料袋は、きっと俺たちを結びつけるための、運命の道具だったのだと。
終わり

うまくまとめてくれたね。
でも、ストーリーは「滑る→困る→安全なところに着く」と、前回とあまり変わらないのは残念だね。
指定した最初の一文が強すぎたのかな。

そこよりも、コメディ要素はどこ?
「変なシチュエーションのラブストーリー」なだけだな。
笑えるのは、ダサすぎるタイトルのセンスかなw

たしかに、コメディ部分があまりない気がするね。
AIに物語を書いてもらうと、タイトルを付けたりつけなかったりなんだよね。
今まで無題であがってきた分は、僕が勝手にタイトルを決めたけど。
どういう違いなんだろう?

あと、AIって「アキラ」好きだな。

確かにw
前に作ってもらった『古古米』の主人公も「アキラ」だったねw
そのときは男性のライターだったw
コメディにしたんだから、ボケのスルーは犯罪です。

もう少し笑える作品にするよう頼んでみるね。
【プロンプト】
もう少しコメディ要素を増やしてください。

はい、承知いたしました。もう少しコメディ要素を増やして、「肥料袋で雪山を滑り落ち始めてから、かれこれ8時間になる。」から始まるラブコメディを1000字程度で書き直します。

ここで出来上がった作品は、ほぼほぼ冒頭のものだったんだけど、ちょっと物足りなかったんだよね。

どこが?
ほん太くんのレベルには合ってるんじゃないの?

僕にもAIにも失礼だね。
気になったのは、この2か所。
「…あなたこそ、その…肥料袋の方は、大丈夫ですか?」というところと、
「はい、なんとか。あなたこそ、肥料袋でどこまで行くおつもりで?」 のところ。
せっかくアキラがボケているのに、主人公がガン無視してたんだよね。

それはよくないね。
懲役刑だ。

懲役にはならないよ。
気になったところにそれぞれ、このようなプロンプトを追加したんだ。
【プロンプト①】
肥料袋の方は、大丈夫ですか?のところ、ツッコミを入れてください。
【プロンプト②】
肥料袋でどこまで行くおつもりで?に対して、ツッコミを入れてください。

はい、承知いたしました。台詞に対してツッコミを入れて、ラブコメディを書き直します。

ツッコミの概念を理解しているのか。
すごいなGemini。
感想です。

これでできたのが、冒頭の作品だよ。
コメディ感が増して、楽しく読めるようになったね。

プロトタイプよりは、かなりマシになったかな。
でも、追加したツッコミがちょっとズレている気がする。

そうだねw
肥料袋の心配に対しては、「いや俺の心配をしろよ!俺は肥料袋以下ですか?」みたいなのが欲しいし、
「肥料袋でどこまで…」のところは、ノリツッコミしてほしかったかな。
「あ、ちょっと○○まで…んなわけないだろ!ただの学生ノリの罰ゲームだよ!」みたいに。

うん。
ほん太くんが思いつくようなことなのだから、それが笑いの初歩の初歩なんだろうね。

ちっちゃい口からよく出るよね。言葉のナイフが。
全部ちゃんと刺さるからやめてくれない?
イメージイラストが、インターナショナルになりました。

ではいつも通り、イラストを描いてもらおうっと。
【プロンプト】
この物語のイメージイラストを描いてください。

はい、物語のイメージイラストを生成しました。


…海外のお話だったの?
アキラじゃなくてAKIRAだったんだね。

肥料袋の膨らみ方から、後ろにもう一人入ってるよね。

怖っ。
せっかくだから次は、同じ書き出しでとことん怖くしてもらいたいな。
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「2人で遭難したらどうしよう…もしもの時に備えよう」セット