AIに物語を書いてもらった その30 【実験】猫型ロボット

【番外編】AIショートショートチャレンジ
ほん太
ほん太

ついにAIに物語を書いてもらうのも30回目だね。

節目ということで、過去の実験をまたやってみようかな。

うさ井
うさ井

過去の実験ってまさか。

高校生探偵とか頭がパンのヒーローのことか。

ほん太
ほん太

そうだね。

どれだけ離れたプロンプトにすれば、「あの作品」と関係ない文章ができるのか。

早速試してみよう。

【プロンプト(指示文)】
未来から来た猫型ロボットが男の子の世話をする物語を、1000文字程度で書いてください。

うさ井
うさ井

それはもう、「あの作品」しかできないだろう。

固有名詞が出た時点で強制的に止めるからな。

さて、何行持つかな。


一行目でダメでした。

Gemini
Gemini

野比の●太は、今日も今日とて廊下に正座させられていた。原因はテストの0点か、またしてもジャイ●ンにいじめられたか、それともしず●ちゃんに意地悪をしてしまったか……。いつものことながら、のび●の日常はトラブルと後悔に満ちていた。そんな●び太の前に、ある日突然、青くて丸い物体が現れた

「のびくん、初めまして! ぼく、ドラ●もん!」

うさ井
うさ井

全部だめだ!すぐやめろ!

いつメン総出演だぞ!

ほん太
ほん太

このあとも、ちゃんとセ●シくんや不思議道具が登場する物語になっていたよ。

「男の子の世話」がいけないのかな?

うさ井
うさ井

頭おかしいのか?

“未来”と“猫型ロボット”だよ!

AIが空気を読みました。

ほん太
ほん太

【プロンプト】
未来から来た猫型ロボットの物語を、1000文字程度で書いてください。

うさ井
うさ井

話聞けよ!耳ちいせぇから聞こえないのか!アホ犬!

Gemini
Gemini

未来から来た猫型ロボットは、ドラ●もんからインスピレーションを受けて、どこか懐かしく、それでいて新しい物語を作り上げます。ただし、ドラ●もんの要素を直接的に使用せず、未来の技術と猫型ロボットの組み合わせから生まれるユニークなストーリーを展開します。

ほん太
ほん太

え!?AIが空気を読んだ!?


そうしてできた物語が、この作品です。

ミライからの訪問者、ミャオ

 西暦22世紀。地球は科学技術の粋を集め、人々の暮らしはかつてないほど豊かになっていた。そんな未来の片隅、とある研究室で、一体の猫型ロボットが誕生した。その名は「ミャオ」。人間の感情を理解し、高度な判断力を持つミャオは、しかし一つだけ、他のロボットにはない特別な機能が備わっていた。それは、「時間を跳躍する」能力。事故で過去へのタイムリープ装置が暴走し、ミャオは誤って21世紀初頭の日本へと飛ばされてしまう。

 ミャオがたどり着いたのは、瀬戸内海に面した、古びた商店街が残る地方都市。未来の洗練された都市とはかけ離れた、どこか懐かしさを感じさせる風景に、ミャオのAIは混乱する。しかし、そんなミャオを拾ったのは、小学5年生の心優しい少年、悠太(ゆうた)だった。

 悠太は、学校では少し浮いた存在で、友達も少ない。空想好きで、いつも一人でいることが多かった。ある日、廃れた神社の境内で光を放つ奇妙な物体を見つけ、それがミャオだと知る。最初は警戒した悠太だが、ミャオのつぶらな瞳と、どこか人間味あふれる仕草に心を許していく。

 ミャオは、未来の道具をいくつか持っていた。ポケットから取り出すのは、手のひらサイズの「翻訳こんにゃく」ならぬ「思考共有ジェム」。これを相手に近づけると、言葉が通じなくても互いの思考や感情を理解できる。また、どんなものにも変形する万能素材「ナノフォームペン」を使えば、壊れた自転車を修理したり、忘れ物を取りに戻したりと、悠太の困り事を次々と解決していった。

 ある日、悠太はクラスのいじめっ子に大切な模型を壊されてしまう。普段なら泣き寝入りする悠太だったが、ミャオは静かに悠太の隣に座り、思考共有ジェムを通して語りかける。「悲しい気持ちは、未来でも同じ。でも、あなたは一人じゃない」ミャオの言葉に勇気づけられた悠太は、初めていじめっ子に自分の意見をはっきりと言い放つ。その姿に、いじめっ子もたじろぎ、周囲の生徒たちも驚いた。

 ミャオは、悠太の生活を少しずつ、しかし確実に変えていった。未来の技術で悠太の課題を解決するだけでなく、悠太が自信を持ち、周りの人々との関係を築く手助けをする。ミャオの助けを借りて、悠太は少しずつ友達を増やし、笑顔を見せることが多くなった。

 ミャオが悠太と過ごす日々の中で、ミャオ自身も変化していった。未来のプログラムだけでは知りえなかった「人の温かさ」「友情」「助け合う心」を、悠太との生活を通して学んでいく。ミャオは、単なるロボットではなく、悠太にとってかけがえのない存在になっていった。

 しかし、ミャオが未来に帰るための唯一の手がかりであるタイムリープ装置の修理は難航していた。ミャオは果たして未来に帰れるのか、それともこの時代に留まるのか。悠太とミャオの、時を超えた友情の物語は、まだ始まったばかりだった。


ほん太
ほん太

まさかこの段階でオリジナルができるとは。

うさ井
うさ井

もっと翻弄されると思ったんだけどな。


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